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2016.08.25 Cariot News

コネクテッド・カー アプリ「Cariot」 運搬生産性分析の“ヒートマップ機能”をリリース

コネクテッド・カー アプリ「Cariot」 運搬生産性分析の“ヒートマップ機能”をリリース

IoTを中心にクラウドインテグレーションを行う株式会社フレクト(本社:東京都中央区、代表取締役 黒川 幸治、以下「フレクト」)は、コネクテッド・カー・アプリケーション「Cariot」(=“Car(クル マ)”+“IoT” キャリオット)のサービスにおいて、運搬生産性の分析が簡単にできる「ヒートマップ機能」を8月25日にリリースしました。

「ヒートマップ機能」は、任意の場所、時間帯、車両をCariot上の簡易なユーザインタフェースで選択することで、クルマのパフォーマンス(生産性)の視覚化ができます。本機能の追加により、物流・建設現場の運搬における課題や改善点が簡単に把握できるようになります。

料金所前で渋滞に巻き込まれたことが、ヒートマップで視覚的にわかる。

■コネクテッド・カー アプリケーション「Cariot」とは
車両にデバイスを差し込むだけで、インターネットやクラウドにつながるアプリケーション。位置情報や速度、燃費など幅広いデータの取得ができるため、属人的な管理に頼ることが多かった車の情報を可視化できます。

本アプリケーションは2015年秋より営業車両やバスの運行管理で利用実績を積み重ね、2016年から建設・物流業務を中心に「作業の効率化」や「コスト削減」の目的で利用されています。幅広い業界での導入数の増加を踏まえ、米国セールスフォース・ドットコムが運営するビジネスアプリケーション世界最大のマーケットプレイス「AppExchange」に公開、提供しています。

■「ヒートマップ機能」追加の背景
物流業務や建設現場の車両を用いた運搬業務において、待機時間や渋滞などによる速度の低下・滞留時間は、業務生産性において大きな課題です。
たとえば、工場や物流センターの積込においてトラックが2時間、場外で待機するといった事は珍しくありません。また、建設現場でもダンプトラックの誘導や積込、荷降などのオペレーションが非効率な場合や渋滞に巻き込まれた場合などに長時間待機・滞留が発生することがあります。
これらの課題を解決する第一歩として、生産性が悪くなる「時間帯」「エリア」「車両」「待機・滞留した場所や時間」の特定を素早くすることが求められます。
今回「Cariot」 に追加された「ヒートマップ機能」は任意の場所、時間帯、車両を選択することで、クルマのパフォーマンス(生産性)の変化が視覚的に分かるものです。これにより、たとえば混んでいる時間帯だけ誘導を変更する、ルートを調整するなどタイムロスを大幅に減らす施策が打ちやすくなります。

■今後の展開
「Cariot」事業では、コネクテッド・カーが当たり前になる未来に向けて、新しいコネクテッド・カーのユースケースを生み出していき、多くのお客様に貢献していくことを目指しています。まずは物流・建設業界をはじめとする車両を取り扱う業界において、2016年度内に5,000台の「Cariot」の導入と、新たなユースケースの創出を目標とします。

《イベントのご案内》
「Cariot」は、2016年9月2日(金)に開催される、全国のSalesforce関連アプリケーションが集結するイベント「AppExchange EXPO 2016 Fall」に出展します。「ヒートマップ機能」を含むCariotの事例、機能についてセッション、およびブースで実演いたします。
http://www.salesforce.com/jp/events/appexchange.jsp
※ご来場には事前申込が必要となります。

 


【本件に関するお問い合わせ】
株式会社フレクト
Cariot事業部:村上 正大
直通:03-3561-9610
cariot_marketing@flect.co.jp