IR Information用語集

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  • クラウドプラットフォーマー
  • 採用・人材
  • ビジネス、指標関連

DX・IT関連

クラウドインテグレーション

クラウドサービスを活用してシステム開発する事です。
当社では、「Salesforce」「Amazon Web Services」「Heroku」「MuleSoft」「tableau」、そして「Okta」といったグローバルで活躍するクラウドプラットフォーマーのクラウドサービスを適材適所で活用して開発しています。

クラウドサービスの利点は、自社で設備を構築・運用するオンプレミスと比較して、クイックな立ち上げや柔軟性をもった拡張が可能な点などです。企業がデジタルサービスを発展させていくには、変化に適応する機動性・柔軟性が重要となります。クラウドを活用することで、ビジネス環境の変化に合わせた新規開発・追加開発等を機動的に実現できます。

クラウドインテグレーター

クラウドを活用して開発を手掛けるシステム開発会社のことです。当社は「Saleforce」「Amazon Web Services」といった単一のクラウドによる開発でなく、多様(マルチ)なクラウドを活用して開発を手掛けており、マルチクラウド・インテグレーターとなります。

守りのDX

「守りのDX」は社内のアナログな業務やデータをデジタル化などを指します。例えば紙からデジタルへの置き換えや、古い技術や仕組みで構築された非効率なシステムをクラウドに置き換えるといったDX化などが挙げられます。主にはコスト削減が目的となります。

攻めのDX

「攻めのDX」とは、コスト削減目的のDXではなく、収益や顧客の獲得を目的としたDXのことになります。製品やサービスの提供価値を向上させることや、顧客接点の変革が目的で、新しいビジネスモデルを作りあげたり、企業構造やビジネス全体に大きな変革をもたらす取り組みです。実現すると高い競争力が獲得でき、売上や利益に直結するDX化になります。

顧客接点アプリケーション

顧客が直接触れるアプリケーションで、企業が収益を獲得したり、顧客満足を高めることに繋がります。具体的には、ECサイトや企業が提供しているサービスを受ける事ができたりするアプリケーションで、使いやすさやデザインが求められます。当社は、2005年に株式会社リクルート向けの大規模WEB・モバイルアプリケーション開発を提供した所から始まり、創業以来手がけてきた豊富な実績があります。

UI/UX(ユーアイ/ユーエックス)

UIは、User Interfaceの略でユーザーの「接点」を指します。ユーザーにおける、システムやアプリケーションの画面のことで、デザインやフォントなどの工夫による「見やすさ」が求められます。UX(ユーエックス)は、User Experienceの略で、ユーザーの体験で顧客体験を指します。例えばECサイトなどのサービスであればストレスなくスムーズに購入できる仕組みを構築することで実現します。当社は、UI/UXが優れたシステムを開発することで、企業の収益獲得や顧客満足向上に貢献しています。

アジリティ

アジリティとは、俊敏性の事を指します。当社では、「デザイン」、「クラウドを活用した開発」、「開発したシステムの追加開発」を一つのサイクルとして、平均で3か月と高速で開発を進めます。また、初期構築だけで終わらずに、その後も機能追加や性能向上などを目指して、次のサイクルへと入り、繰り返し開発をし、企業のDXサービスの成長を支援し続けています。

CRM(シーアールエム)

CRMとは、Customer Relationship Managementの略で、顧客管理のことです。企業の売上や利益拡大を目的として、顧客情報を管理することで、顧客との良好な関係性を構築することです。当社ではこの顧客管理に関するシステムの開発に強みがあります。

API(エーピーアイ)

APIとは、Application Programming Interfaceの略でソフトウェア同士が互いに情報をやりとりするのに使用するインタフェース仕様のことです。APIにより、データや機能を連携し、利用できる機能を拡張することができ、ユーザーの利便性の向上に繋がります。当社は、API連携により、分断された複数の関連システムやデータを繋げる開発も手がけており、強みの1つとなっています。

マルチクラウド

クラウドプラットフォーマーが提供する、クラウドを複数利用して、システムを開発することです。当社は、Amazon Web Services、Heroku、MuleSoft、Tableau、Oktaと複数のクラウドを使用し、開発するシステムにおいて、適したクラウドサービスを選択して開発しています。

SaaS(サース)

SaaSとは、Software as a Serviceの略で、パッケージとして提供されていたアプリケーションをインターネット上で提供するサービスです。

PaaS(パース)

PaaSとは Platform as a Service の略で、アプリケーションを開発するために必要なプラットフォームをインターネット上で提供するサービスのことです。

MaaS(マース)

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略です。Mobility ”移動”に関するサービスで、あらゆる乗り物(車両や電車、飛行機など)の移動に関連して、情報の統合や管理をする事で利便性を向上することを目指します。当社は、MaaSサービスの一環として、自社サービスの「Cariot」を展開しています。法人車両の リアルタイム位置情報活用と車両管理業務のDXを提供しています。

IoT(アイオーティー)

IoTとは、Internet of Thingsの略。「モノ」がインターネットに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みです。当社は2017年より株式会社セールスフォース・ドットコム(現 株式会社セールスフォース・ジャパン)のIoTアクセラレータープログラムに登録し、IoT/Mobilityサービス開発を開始しています。過去にはダンプトラックの安全、効率化運転を図るIoTや、建設建機稼働監視IoTサービスの開発を手がけました。

人工知能(AI)

AIは、Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)の略。Artificialは「人工的な」、Intelligenceは「知能」のことで、人工的に作られた知能を持つシステムやソフトウェアを指します。
当社では、Salesforce Einstein(アインシュタイン)といったSalesforce, Inc.が提供するAI(人工知能)サービス等を活用し、システムを開発しています。

マーケティング・オートメーション(MA)

マーケティング活動を自動化・効率化する仕組みや手法です。

ビジネス・インテリジェンス(BI)

大量のデータを収集・蓄積・分析・加工し、経営戦略の意志決定を支援する仕組みや手法です。

オンプレミス

on-premiseのことで、premiseとは「構内」や「店内」の意味。企業が必要なシステムの設備(ハードウェア)を自社内で構築し運用することを指します。近年はオンプレミスでなく、クラウドでのシステム開発が進展しています。

ERP(イーアールピー)

ERPは、Enterprise Resource Planningの略で、統合基幹業務システムのことです。企業や組織において部門ごとに構築された基幹システムを、統合一元管理することで効率的な運用が可能になります。

クラウドプラットフォーマー

Salesforce

Salesforceは、世界的に有名な米国企業 Salesforce, Inc.のことで、社名と同名のクラウドプラットフォーム「Salesforce」を提供しています。当社は、このクラウドプラットフォームのサービスの一つ、顧客管理システムなどを利用しシステムを開発しています。

AWS

AWSとは、米国の大企業 Amazon Web Services, Inc.社のことで、社名と同名の Amazon Web Servicesを略した「AWS」というクラウドプラットフォームのサービスを提供しています。「AWS」では、サービス数も豊富でシステム運用やアプリ開発等に必要な機能を揃えることが可能です。なお、当社は、オンラインビデオ通話機能を実装するために必要となる基本コンポーネント「Amazon Chime」などを利用し、システムを開発しています。

Heroku

Herokuとは、Salesforce, Inc社の子会社であるHeroku,Inc. 社のことで、社名と同名のクラウドプラットフォーム「Heroku」を提供しています。PaaSの一種でアプリケーションを開発するために必要なプラットフォームとなるクラウドサービスです。

MuleSoft

Mulesoftとは、Salesforce, Inc社の子会社であるMuleSoft.LLCのことで、クラウドプラットフォームサービス「MuleSoft Anypoint Platform」を提供しています。クラウドやオンプレミス問わず、複数のシステムをつなげる事が出来る、API統合のためのプラットフォームです。当社はこのサービスを利用してシステムを開発しています。

Tableau

Tableauとは、Salesforce, Inc社の子会社であるTableau Software, LLC社のことで、社名と同名のクラウドプラットフォーム「Tableau」を提供しています。また「Tableau」は分析に強みがあるプラットフォームです。データ分析やビジュアル化が素早く、そして簡単に出来るツールです。当社はこのサービスを利用してシステムを開発しています。

Okta

Oktaとは、米国企業である Okta,Inc.社のことで、同社は、顧客向け ID 管理ソリューション「Okta Customer Identity Cloud」等のクラウドサービスを提供しています。当社は、顧客接点アプリケーションなどのID認証基盤として活用しています。

採用・人材

教育イネーブルメント

当社独自の教育イネーブルメント(推進)のスキームです。専門のチームにより、従業員の教育推進及び仕組みの改善活動を継続的に実施しています。当社で中途採用するエンジニアの多くは、クラウド開発未経験者が多いですが、この独自の教育スキームにより現場で活躍するまでの期間は約1か月となっています。

マルチクラウド資格

当社では、Salesforce、Amazon Web Services、Heroku、MuleSoft、Tableau、Oktaと複数のクラウドサービスを取り扱っています。そのため、それぞれのサービスに関連した資格取得を積極的に推進しています。当社のエンジニアの特徴として、“知識習得や技術向上のために努力を惜しまない人”が多く、エンジニア同士で勉強会を開くなどし、切磋琢磨しながら技術力向上を目指しています。このようなことから、当社は関連資格の取得者数が多く、難度の高い資格を取得しているエンジニアも多数在籍しています。

ビジネス、指標関連

Cariot(キャリオット)

Cariot(キャリオット)は、当社が自社開発製品として提供している、車両動態管理システムのことです。法人車両のリアルタイム位置情報活用と車両管理業務のDXにより、 現場の業務効率化と安心・安全を提供しています。ドライバーを中心に管理者やスタッフ、顧客などクルマに関わる全ての人の働き方改革を支援します。

PMO(ピーエムオー)

PMOとは、Project Management Officeの略で、企業の部門の垣根を超えてプロジェクトを支援する組織のことです。当社内でも、プロジェクトを横断的にレビューするPMO機能を強化し、リスク管理に努めています。具体的には、プロジェクトを提案するタイミングや見積のレビュー、リスクチェックなどを行ったり、プロジェクト開発中のレビューも定期的に行っています。

ケイパビリティ

ケイパビリティ(capability)とは、「企業全体の組織的な能力の事」を指します。転じて「組織で保有している、他社より優位な強み」の意味合いにもなりますが、当社では「クリエイティビティ(デザイン力)」や「マルチクラウド・エンジニアリング(複数のクラウドを組み合わせての開発力)」などの能力を組織として保有しており、ワンストップで開発出来る点が強みです。

クロスセル

クロスセルとは既存顧客に新たな商品やサービスを追加購入してもらうことです。当社では、複数クラウドを用いながら、新たな開発の受注を継続的に獲得し、既存顧客の売上拡大を実現しています。

ARPA(アーパ)

Average Revenue per Account の略で顧客当たりの平均売上高です。当社においては、再販案件を除いた顧客当たりの四半期平均売上高となっており、再販案件を除いた四半期売上高÷四半期契約顧客数により算出しています。

ARR(エーアールアール)

Annual Recurring Revenueの略。月末のMRR(Monthly Recurring Revenueの略で月間経常収益)を12倍して算出した年間経常収益です。